妊娠初期から糖負荷試験に引っかかった!【第二子妊娠で二度目の妊娠糖尿病】

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妊娠初期で妊娠糖尿病になってしまった話 引っかかった
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妊娠中期(妊娠27週・8か月)に受けた糖負荷試験で妊娠糖尿病と診断され、総合病院へ転院することになり34週から検査入院し、最終的にインスリンも打つことになった第一子妊娠。

産後も糖尿病予備軍になってしまったので、第二子を妊娠したときは「また妊娠糖尿病になるだろうな……」と思っていました。

でもまさか妊娠初期から、しかも一回目の試験結果よりも悪い数値で妊娠糖尿病になってしまうとは思わなかったのでとてもショックでした…!!!

この記事では、妊娠初期から糖負荷試験に引っかかってしまい妊娠糖尿病になってしまった私の体験談を紹介します。

私と同じように、妊娠初期で妊娠糖尿病になってしまった人や、糖負荷試験の結果にショックを受けている人に読んでもらえると嬉しいです。

関連記事妊娠糖尿病と診断されてから総合病院へ転院するまで|後悔した産院選び

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妊娠初期のスクリーニングの血液検査で血糖値が引っかかりました

私が第二子妊娠で糖負荷試験を受けることになったのは、妊娠初期の血液検査で血糖値が引っかかったから。

妊娠糖尿病は管理が不十分だと合併症などのリスクもあるので、なるべく早期に見つけるために妊娠初期(初診時または妊娠10週前後)と中期(妊娠24~28週)にスクリーニングの血糖検査を行うようになっています。

陽性であれば75gブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い診断します。

血糖値は143でした。

空腹時の血糖値は≧110が基準値

午後の健診で、ご飯を食べるのが少し遅くなってしまって、血液検査がちょうど食後1時間後くらいだったんですよね。

食後だったと考えるとそんなに高くはないのかなー?とも思ったのですが……

尿検査で尿糖も出ていたし、第一子で妊娠糖尿病だったということもあるので、2週間後に糖負荷試験を受けることになりました。

(胎児の大きさは問題はなく、体重の増加はむしろ▲1kg減っていました。)

初回の尿糖異常なマークついている…。

正直、糖負荷試験は第一子妊娠時、産後、産後1年後とこれまで3回ほど受けたことがありますが一度もクリアできたことがありませんでした……そして初期で引っかかったということがショックすぎてお先真っ暗という感じでした。

ルル

ご飯早めに食べればよかった!!運動すればよかった!!

と後から悔やみました…。でも体質的に妊娠糖尿病になることは避けられなかったので初期で見つかって早めきっちり食事管理することができて結果的には良かったです。

75gブドウ糖負荷試験(OGTT)の結果|200超えでびっくり

妊娠15週で75gブドウ糖負荷試験(OGTT)を受けました。

75gブドウ糖負荷試験(OGTT)とは

経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)は、糖尿病の診断に用いる検査です。
 
簡単に説明すると、初期の糖尿病患者さんだと、血液検査だけでは、糖尿病と診断が確定できない事があるため、絶食後に、甘い砂糖水(カロリーは300kcal!)を飲んでいただき、上昇した血糖値が、時間が経つと元に戻るかを見る検査です。

経口ブドウ糖負荷試験ってどういう検査? ー 75gOGTT 糖尿病の診断検査

検査の流れ

① 前日の夕食後から絶食。

② 当日朝、来院後に採血。

③ トレーランG(75gのブドウ糖の入った水)を内服。

④ 内服30分、60分、120分に採血。

経口ブドウ糖負荷試験ってどういう検査? ー 75gOGTT 糖尿病の診断検査

朝ごはんを食べずに9時前に病院へ行き、9時に採血して空腹時の血糖測定を行いました。

ブドウ糖の入った炭酸の飲みものを飲むのですが、すごく飲みづらくてきつかったです(T_T)

ルル

飲みきれないかと思った…。

私の産院の場合は1時間後、2時間後の血糖測定は採血ではなく血糖測定器でした。3回も採血するのつらい~と思っていたので良かった。(30分後の測定はなし)

そして測定結果はこちら。

測定結果妊娠糖尿病境界型糖尿病型
空腹時87≧92≧110≧126
1時間後226≧180≧180≧180
2時間後219≧153≧140≧200

1時間後の測定で226を出してしまった時点で妊娠糖尿病判定となったので一旦診察室に呼ばれることとなりました……。

分かってはいたけど、あらためて「妊娠糖尿病です。」と言われてショックを受ける……。

そして数値も高いので、ヘモグロビンA1cの数値と今後の血糖測定の数値によっては即総合病院へ転院となるかもしれません、と言われました。第一子妊娠時に通っていた産院では妊娠糖尿病の対応はできないので、総合病院へ移るように言われました。

ヘモグロビンA1cとは

ヘモグロビンA1cとは、過去に2か月程度の血液中の糖分の状態を評価する指標です。

血糖値は血液検査をしたその時の血液中の糖分の状態しか評価できないのに対して、ヘモグロビンA1cは血液検査をする2か月程度前からの血糖の状態が評価できます。

血液検査の数日前から食生活を変えたりして血糖値はごまかせますが、このヘモグロビンA1c値はごまかすことができません。

ヘモグロビンA1cとは?数値が高いときの原因や症状を解説

今回の産院では、管理栄養士さんから栄養指導を受けながら食事管理・血糖測定することができるのでひとまずホッとしました。まだ初期なので、食事管理で改善できるところまで改善して、どうしても上がってしまうようだったらいさぎよく総合病院へ転院しようと考えました。

診察の後はもう消化試合というか何の希望もなかったけど、2時間後の測定も200超えで全然下がっていなかったのでさらに落ち込みました。

ちなみに第一子妊娠時の糖負荷試験の結果はこちら。

6年前(第一子妊娠時・27週)

測定結果妊娠糖尿病境界型糖尿病型
空腹時77≧92≧110≧126
1時間後187≧180≧180≧180
2時間後176≧153≧140≧200

200は超えてはいないものの、1時間後もがっつり引っかかっていますね…。

ルル

まぁでも前より悪いのはショックだ。

総合病院への転院が決まるのは2週間後。(ヘモグロビンA1cがわかる)とにかく2週間頑張ってみようと決意しました!!!

参考URL糖尿病と妊娠-ニプロ株式会社

妊娠糖尿病判定後すぐに栄養指導・血糖測定開始

糖負荷試験後すぐに栄養士さんから栄養指導を受け、血糖測定器を受け取りました。食事管理・血糖記録の始まりです。(私は1日6食の分食をスタートすることになりました!)

栄養指導や血糖測定が産院で対応できるかどうかは産院によって異なります。産院で妊娠糖尿病の対応ができない場合は、別で糖尿病内科を受診するか、総合病院への転院となります。

転院するべき??

私は前回の妊娠のときには里帰り出産ということもあり、里帰り先の産院と十分に納得のいく話ができなくてかなり戸惑いました。

「うちでは妊娠糖尿病は対応できません。」とはっきり言ってくれる産院もあれば「食事に気を付けてください」としか言ってくれない産院もあります。(ちゃんと対応してくれるのか不安になる)

妊娠糖尿病は産婦人科ではなく、糖尿病内科の分野になるので妊娠糖尿病についてどのくらい知識があるかは産婦人科医にもよるんだなというのは後から分かりました。

産院と糖尿病内科両方を受診しないといけない場合は、やはり2つの病院に通わないといけないので大変です。。産院と糖尿病内科で連携もとりにくいですし。

総合病院であれば同じ病院内で違う科を受診することになりますが、ちゃんと連携してくれるので入院時も安心でした。

病院側に総合病院へ転院してくださいと言ってもらって紹介状を書いてもらえる場合は迷う必要はありませんが、自分で判断をしないといけない場合は迷いますよね。

前回の出産で私が迷った末に自分で総合病院へ転院することを決めた経緯についてはこちらの記事にまとめています。

関連記事妊娠糖尿病と診断されてから総合病院へ転院するまで|後悔した産院選び

今回は病院で栄養指導も受けられるし、インスリンを使わないで管理ができれば対応できるということだったのでとりあえず転院せずに食事療法を頑張ることにしました。(今回の産婦人科では過去に子宮筋腫の手術で入院したこともあって安心だし、なるべく家から近いほうがやっぱり良いので)

妊娠糖尿病判定後に受けた栄養指導の内容や食事管理・血糖値についてはこちらの記事でまとめています。(ヘモグロビンA1cは5.7、食事管理でコントロールできているので転院はとりあえずしなくて良くなりました!)

関連記事妊娠糖尿病の食事と血糖値の記録【分割食メニュー】栄養指導受けながら改善しました

妊娠初期から糖負荷試験に引っかかった!まとめ|ショックだったけど仕方ない…

妊娠初期から糖負荷試験に引っかかってしまった私の体験談を紹介しました。

前回は糖負荷試験を受けたのが妊娠中期だったので、初期から引っかかったことにまずショックを受けてしまったのですが、もともと産後も糖尿病予備軍の診断を受けていた私にとっては妊娠糖尿病は避けられない病気でした。

第一子妊娠時は食事管理は行わず、血糖値が上がったらインスリンで下げるという方針だったので、今回栄養士さんに栄養指導を受けながら数値を改善していけるのはすごく良い経験になりました。まったく違う食事療法で1日6食の分食は慣れるまで大変だったのですが、自分には合っているように感じました。

食事と血糖値の記録をとりながら、栄養指導を受けることで数値はだいぶ安定するようになったのですが、安定するまで1か月~2か月はかかったので早めに妊娠糖尿病と判定受けて良かったのかも。

ルル

いろいろショックだしつらいことも多いけど頑張りたい。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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